山江村歴史民俗資料館


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日本遺産

隠れ念仏の里

山江村

 

本資料館には、相良氏による明治維新まで続いた700年という長きにわたる統治が残した文化財に関するものや、相良藩による浄土真宗(真宗・一向宗)の禁制のなか、命をかけて信仰を貫いた山田伝助に関する資料を展示しています。



日本遺産

相良700年が生んだ保守と進取の文化

 山江村を含めた人吉球磨は、相良氏による明治維新まで続いた700年にわたる統治が生んだ文化財が、日常の風景として溶け込んでいるのが特徴です。

本館では、日本遺産の構成文化財である山田大王神社に関するものや、城山観音堂の十一面観音菩薩像などを展示しています。

隠れ念仏

命をかけて信仰を貫いた山田伝助

 相良藩による浄土真宗(真宗・一向宗)の禁制は300余年という長きにわたって続き、取り締まりは厳しいものがありました。

その象徴的な人物が、講の世話役であり、獄門に処せられた山田村の伝助で、村内には供養碑が残されています。本館では、門徒たちが文字通り隠れながら信仰した証といえる資料を展示しています。

その他

旧石器時代の遺物や近世の生活用品

 九州自動車建設に伴う発掘調査による出土品、旧石器・縄文・弥生・古墳時代から中世にいたるまでの遺物や、近世の日常生活の中で使われた農具や民具など、山江村の歴史に関する貴重な資料を展示しています。